昭和のカセットテープ
正真正銘の昭和のカセットテープです。
ですから、三十年以上は前の?
最近の若い人のカセットブームのためか、
カセットテープからUSBに直接録音できる機器があるということで入手して
久しぶりに所有していたテープを聴いてみました。
当時、片想いの人が引っ越しで処分するというのでもらったテープや
自分で買ったテープです。
たいていは、CD化や今では配信されている曲もあるので、ずいぶん処分してきましたが
最後まで残っているこれらは、なんだか捨てられません。
大貫妙子の「都会」という曲は、偶然、お店のBGMで知ったのですが
その日暮らしはやめて〜、という歌詞と曲調が、
当時のひとりぼっちの身にしみたことをありありと思い出します。
若いと、自意識が過剰で自分から強力なカベを作ってしまうんですよね。
もちろん、個人差がありますってやつですけど。
あの孤独感に耐えられなくて、お酒に逃げました。
当時は、逃げてるとも思っていなかったけれど。
ジワーッと体中の感覚が熱くなったり、麻痺したりする「酔い」を求めて
毎晩飲んでいました。
派手に酔っ払うというわけではないから
まさかアルコール依存症になってしまうとは思いもしませんでした。
周囲でも、なんか変とは思っていたようですが、ハッキリはわからないんですよね。
そのうちそれまでの量では酔わなくなってきて、精神的にただ、ただ追い詰められていくように…
それが、アルコール依存症の「症状」だったなんてわかるのは、ずーっとあとのことでした。
カセットテープについて書こうと思ったのに
関係が無いことを思い出してしまいました。
しかし、これらのカセットテープ、
クーラーの無いアパートで猛暑を何回も越したことがありますが
まだまだ聴けそうです。
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