カレイなる日々

華麗な加齢を目指していますが?。最近は残りの時間があまり多くはない親とのかかわりを中心に書いています。

ふと、自分のこと

去年パートナー宅に引っ越して、荷物整理をボチボチとやっていますが、古い写真が出てきました。



15年以上前に参加した東京LGBTパレードのものでした。


今より標準体型でした。


まだ、パートナーとは出会っていない頃です。


親には二十代の頃にカミングアウトしましたが、今ではさらによくわかっていないみたいです。


簡単に言えば、私はFTMですがホルモン注射などをまったくしていないので、見かけはただのオバさんです。


39歳の時に美少女風37歳のパートナーにアタック。


それでつきあいはじめたのですが、どうも話が合うと思ったら、なんとこ奴もFTMであったのでした。


私と違って、カウンセリング→性同一性障害の診断→性転換手術→戸籍変更と順調に男性化。

今や小さなオヤジと化しているのでした。


現在、老親の手伝いをあれこれしていると、私には親にとっての「私」に該当する存在がいないなと、ふと思ったりします。


子供や孫がいる友人は「子供がいるから安心ってわけじゃないわよー」と言っていますが、直接の血縁者がいないワールドに、ちょっと恐怖を感じたりします。


まあ、こういうことを含め、人生ですね。